幸せな出会いも、悲しい別れも、
全てを力に変えられるように。
大切なものを、大切なままにできるように。
まだ「ありがとう」より「ごめん」が
大きくなってしまうけど
ありがとう。
『バイバイ』
さよなら 僕の愛しい人
生きていく理由を僕にくれた人
ありがとう 僕の愛しい人
こんな僕を愛してくれた人
君のそばにいて気づいたんだ
笑顔が多くて明るい人が
誰かのため 涙流すこと
無口で無愛想な人も
誰かに優しくなれること
ありふれた日々が
何よりも幸せってこと
たくさん甘えさせてくれて
ときどき口うるさくて
ダメなことはちゃんと叱ってくれる
さよなら 僕の愛しい人
生きていく理由を僕にくれた人
ありがとう 僕の愛しい人
こんな僕を愛してくれた人
君のそばにいて気づいたんだ
君が作ってくれた料理も
君の柔軟剤の香りも
君が好きだった映画も
あったかくて大好きだってこと
君がくれたものだとしても
ちぎれたブレスレットは
もう二度と元には戻らないこと
「支えてあげられなくてごめんね」
強がってうなずくしかできないよ
悪いのは僕の方なんだから
「もう疲れたよ」曖昧な言葉で 君を遠ざけた
こんな自分勝手でわがままな僕を
全部許してくれたのに
「おはよう」も「おやすみ」も
「おかえり」も「ただいま」も
数え切れないほど言い合った
だけどもう それもできないんだね
ごめんね、僕の愛しい人
大切の意味を教えてくれた人
ありがとう 僕が愛した人
僕が僕でいる理由をくれた人
たった一人の愛しい人
ドアが閉まったら お別れだね
体には気をつけて
誰かのために がんばりすぎる君だから
時にはゆっくり休んでね
「また会えたら...いや、何でもない」
さよなら ありがとう バイバイ
作詞/作曲 : 野口一真