劇団MONA
舞台ROMEO&JULIET
改めまして
エスカラス大公役中島銀治朗です
念願のエスカラス大公役を
再び任せて貰えた事が
本当に本当に嬉しいです
有難うございます
“5年後の語れる今を“
___________
自分には
エスカラス大公を志願した日があって
エスカラス大公に選ばれた日があります
素晴らしい事に
エスカラス大公役を志願したのは
恐らく自分だけだと思います
主役のロミオでもなく
花のあるベンヴォーリオでもなく
影のヒーロー、バルサザーやエイブラハムでもなく
殺陣もない
憧れられる様な花のある役でもない
ヴェローナの領主 エスカラス大公です
それでも自分にとっては
誰にも譲れない大切な役です
"同じ役をやる事"
それを美徳だと思っている頑固な自分もいて
でも絶対的に自分にしか伝えられないことがあって
だからこそ自分にしか見えない景色があって
そして何より
それが自分の使命だと思っています
「表紙候補に選ばれたんだから
もっとど真ん中を目指してもいいんじゃない?」
そう言ってくれるキャストもいて
それもまた凄く嬉しくて
1人の男としてロミオに挑戦しない自分は
逃げてるんじゃないかと考えた時もありました
でもエスカラス大公を通して
もっと貢献できるんじゃないか
もっと高みを目指せるんじゃないかと
"2期もエスカラス大公役で立ちたい"
という答えに至りました
勿論選ばれた瞬間は
1期と変わらず泣くほど嬉しかったです
それほど自分にとって
MONAロミジュリは大好きな作品であり
エスカラス大公役を誇りに思っています
自分もそうだしみんなもそうだし
自分にしか出来ない事
自分が伝えて意味のある事
絶対にあると思っています
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ただ自分には
演技を教えれる技量はないし
秀でる特技があるわけでもない
ロミジュリ1期に出演した事があるだけです
それでも自分に出来ることは
みんなの背中を押す事だったり
身体を張ってでも元気を届ける事だったり
沢山失敗したからこそ寄り添えたり
ロミジュリ1期の時...
ロミジュリメンバーに全然打ち解けなくて
お芝居自体が全然わからなくて
教えて貰うけど全然楽しくなくて
本番1週間前の全体リハーサル
みんなに内緒で帰ろうとした日がありました
でもそんな僕を救ってくれたのは
やっぱり仲間の存在で
自分が離れていただけでずっと近くにいてくれて
疎外感を感じていたけどずっと気にかけてくれていて
1人じゃないんだって教えてもらいました
だから、いつか自分もそんな人になりたい
もし同じ悩みを持つ人がいた時には
自分が全力で背中を押せる人になりたいそう思います
道を進んでいるから
前を向いているから
傷が出来ます
でも、みんな絶対聞いてくれます
一緒になって考えてくれます
泣きたかったら泣けばいい
辛かったら頼ればいい
我慢できなかったら我慢しなくていい
明日笑えるかな、じゃなくて
明日少し笑ってみよう、の方が辛くない
1期の時自分がそれが出来なかったから
2期のみんなの逞しさは身に染みて感じてます
台本早く覚えてこいって怒られたのが懐かしいですww
(他にも失敗談多数...)
___________
"
エスカラス役は銀治朗にと任せて貰えた
まずはその事に自信を持つ事
銀治朗に任せたいと思ってもらえたのだから
銀治朗がやって気持ちいいと思うお芝居をしたらいい
頂いた台詞に誰が1番向き合ったかって
演技が上手いメンバーでも無く
スタッフでも無く
銀治朗なんだから
"
今でも忘れない教訓です
(勿論アドバイスを聞いた上で)
選ばれた瞬間の嬉しかった気持ち
思い出す事があります
また頑張れる気がしますね
そして
そんな自分は有難い事に
"初めて"が少なくなってきました
だからこそ
お芝居で引っ張っていく
背中で引っ張っていく
頼られる男になる
同じ役でも 1番成長した男になります
残り13日
沢山傷付いた人が
人に優しくなれるし
人を応援できる人になります
そして、そんな人に人が集まります
何かを任されるっていう事は
信頼されているって事
だからこそその信頼に応える
期待以上に
大丈夫
1人じゃないぜ👍
頑張る、頑張れ、頑張ろうね
p.s
Q.「大公はABとで違うの?」
A.「自発的に変えることはないかなと」
みんなの役を一国の主人が見てどう思うかなので
大公の役作りでは、みんなのお芝居を観るようにしてます
大公はそう言った点からすると
少し特殊かもしれないですね
先頭に立つリーダーじゃなくて
1番後ろで見守るお父さんみたいなww
MONA4号モデル
中島銀治朗