劇団MONA
舞台 ROMEO AND JULIET 第4期
2024.11.22-2024.11.24
AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
ロミジュリ第4期の公演が決定しました。
主演のチーズ、本当におめでとうございます。
私、中島銀治朗は
7/27(土) 14:00-15:00
オーディンを受けさせていただきます。
振り返ると
第1期 エスカラス大公役 全6公演出演
第2期 エスカラス大公役 全5公演出演
第3期 エスカラス大公役 全5公演出演
東京公演 エスカラス大公役 全5公演出演
有難い事にここまで全公演フル出演させていただいており
第1期に初めてお芝居の世界へ僕を選んでくださって以降
第2期、第3期とエスカラス大公役を志願しています。
希望する役を演じることができる。
そしてそれが、毎度叶っていること。
普通はありえない事なので、色んなことを加味して
信じて選んでくださっている事に感謝しています。
本当に有難うございます。
そして、早速ですが
ここからが本題です。
今回は
『エスカラス大公役を志願する事を辞める』
他の人にとってはそれほど大した事では無いと思いますが
同じ役で立ち続ける事を誇りを持ち
同じ役で立ち続ける事に意味があり
同じ役で立ち続ける事が自分にしかできない
そして自分にしか伝える事ができない事がある
そう信じて志願し続けてきました。
今回それを、辞める事を決めました。
今まで自分が大切にしてきた事を全て否定しているような
今まで培ってきた何かが崩れてしまうような
決めた後も不安で溢れ返っています。
でも裏を返せば
同じ配役で立ち続ける事に甘え
過去の栄光に縋っていて
変化する事にビビっているだけでもありました。
そう思ったきっかけは
霊界ストレイキャッツのお稽古で
自分の任せられた役が全然分からず
勉強のためだと他の役を代役を任されても全然分からず
(残り2週間しっかり仕上げます!)
その途中にオーディションの話があり
果たして5度目の同じ役をする事が本当に正しいのか
その先に自分は何を望み何を描いているのか
度々考えるようになりました。
オーディションに挑戦する事は前々から決めていて
最初は5度目のエスカラス大公役をってなっていたのですが
そこにずっと疑問を感じ
自分の答えが中々決まらずに
ただ自分が選ぶ側ではなく選ばれる側、掴む側なので
希望する役がどうこうで何かが変わるわけでもないし
そもそも選ばれない可能性だって全然あるわけで
それでもそういう所も含めて今まで頑張ってきたから
自分の志と覚悟ははっきりさせておきたくて
どちらかに良し悪しがあるとも思ってはいません
どちらを選んでも同じように悩み考え壁にぶち当たるはずです
それは第2期の時から誰が何と言おうと
同じ役で挑戦しようと決めた自分のおかげだと思います
そして第3期、東京と同じ役で立ち続けた自分のおかげだと思います
わがままなのかもしれない
でもここまで考えたり悩んだりできるくらい
MONAロミジュリだけは特別で
うまく伝えられなかったけれど
"作品のど真ん中へ"
当たり前だけどそこを忘れてる気がしました
正解か不正解かでもなく
できるかできないかでもなく
これだ!と自分で決めた事を
魂込めた真っ向勝負のど直球しか無いと思いました。
後悔はしてません。
今回はこれだ!と決めたんです。
だから、自分も1挑戦者として
まっさらな状態で挑めた事が本当に嬉しかったです。
最後に
誤解を招かないように。
エスカラス大公役が嫌になった訳ではないです。
今までエスカラス大公役は本気でやっていたので
自分の技量の無さや実力不足は自分自身の責任です。
勿論また志願する日が来ると思います。
その時には胸を張ってまた自分の気持ちを伝えられるように。
結果的に
エスカラス大公役に選んでいただいても
別の配役に選んでいただいても
選ばれなくても
今日の自分の挑戦が
また1つ大きな漢へ成長できる気がしています
勿論自分だけでなく今回オーディションに挑戦する全ての人が
それぞれ特別な想いを持ち覚悟を持ってると思います
その先の結果は
誰も分からないけど
自分自身で決めた事だから
自分自身で正解にしてあげたいな。
5年後の語れる今を生きる人生に
男ならやるかやらねぇかのどっちかねぇだろ
それが好きなことならなおさらな
だからこそ
がんばる
がんばれ
がんばろうね
ps.本当はオーディション前に投稿しようと思っていたのですが
オーディション中に伝えられるか不確定だったので
選ばれた時にまた伝えさせてください。
自分の挑戦はここからなんだと
今日から始まる物語