Profile
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池田健(いけだたけし)
ラジオディレクター。
1975年生まれ。44歳。
奈良産業大学卒。
現在、FM OH!「LOVE FLAP」をはじめ、
flumpoolのファンクラブ番組など担当中。
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FM OH! (85.1MHz) 「we are MONA」の番組ディレクターである池田健さんに、「we are MONA」のラジオ番組制作部でもある金丸優美と藤井麻子がインタビュー!
番組ディレクターというお仕事について、「we are MONA」に対する想い等をお話し頂きました!
Profile
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池田健(いけだたけし)
ラジオディレクター。
1975年生まれ。44歳。
奈良産業大学卒。
現在、FM OH!「LOVE FLAP」をはじめ、
flumpoolのファンクラブ番組など担当中。
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ー池田さんがディレクターというお仕事をされるきっかけは何だったんですか?
(話せば)長いよ~(笑)
でも元々、音楽が好きだったの。ラジオももちろん聞いていたけど。
普通の4年制大学だったので、音楽を職業にするってイメージができてなかった。
今みたいにネットもない時代で就職先として音楽関係というのも想像できなかったの。
だけど当時“ミュージックマン”っていう音楽仕事ばかりが載ってる1つの本を紹介してもらって、そこに色んなレコード会社とか載っててそこに色々出してみようと思って資料請求した。その中の一つがラジオ局だった。
その時はいわゆる就職氷河期やから、全然採用してくれる感じもなくて諦めててんけど、
一ヶ所から電話がかかってきて、
『池田くんラジオ好きなの?』って聞かれて、『はい。好きです。』って言って(笑)
『ラジオ局で働いてる者なんだけども、ちょっと見学おいで』って言ってもらえたのが大学3回生の時。そこからは、ADとしてアルバイトをさせてもらってたね。
ーやっぱり最初はADから?
もちろん。だからそのままバイトして、ADから今の仕事に。
ーその電話がなかったら、もしかしたら今は別の仕事に?
うん、やってるかもね、別の仕事やってると思う。
ーそのままこの仕事にどっぷりハマられたんですか?
まぁ音楽はそもそも好きだし、実際ラジオも聴いてたから。
でもこういうところで働く人って専門学校とかを経てきてる人が多いのよね。
だから俺みたいなさ、経済学部経済学科卒だと、何していいか分からへんから最初は戸惑ったというか、辛い時期もあったけどね。
まあこのノリになってきた(笑)
最初はもっと真面目なやつやったけど(笑)
なんか業界の人だなって感じがしたでしょ?
多分、最初俺をみたとき(笑)
ーはい!(笑)
ー仕事のやりがい、楽しい瞬間は何ですか?
やっぱり、リスナーさんの反応は一番励みになる。
今、FM OH!では「LOVE FLAP」っていうお昼の生放送の番組をやってるんだけど、
その時に生のリアクションをもらえたりするので、聞いてもらえてるんだなっていう実感がやりがいになってるのかもしれないかな。
ー今まで一番嬉しかった出来事は?
やっぱり憧れのアーティストが番組に来てくださった時かな。
ーちなみにどんなアーティストさんとご一緒にお仕事されましたか?
2019年実際にQを振ったって意味では、山下達郎さん、竹内まりやさんご夫婦!
一生自慢できると思う。
ーすごいです!
超絶緊張したけど(笑)あの時ばかりはピシっとした(笑)
アーティストとのお仕事は自分の自信にもなるし、やっててよかったと思う瞬間かな。
ー収録や編集の時、こだわってることはありますか?
「we are MONA」に関していえば、
やっぱりレギュラーのみんなが面白くなるように考えてるし、多分俺が一番みんなの声をよく知ってるはずなの、きっと。「この時は、ちょっと自信なさげなのかな?」とか、「もしかしたら今イラっとしたかな?」とかそういうのまで分かる。
そういうところは切って楽しそうなところを使う。
ー声の様子を感じて編集するんですか?
声の様子や変化は感じる。
絶対イメージ悪くしないように、と思ってるので(笑)
声の感じで本当に楽しそうな部分は、結局面白くなくてもわちゃわちゃしてる感じってリスナーさんは好きなの。
あの楽しくなってるところを聞きたいと思う。
なんかちゃんとやってるところを聞きたいんじゃなくて、話の脱線も含めたMONAの子達がやけに楽しんでるっていうあの空気感を聞きたがってる感じがするので、そこを意識しつつ目指している。
だいたい収録40分ぐらい回ってるから(笑)
よく考えたら、曲が2曲ある、お知らせもあるし、毎回10分以上切ってるねんな。
でもなんか切られたって感じしないやろ?
ーそれは私たちも編集が凄い!と話題になっています!
ー企画のひらめきってどういうところから出るんですか?
普段からそういうことばっかり考えてる。
どんなコーナーしようかな、とかそれは制作部のみんなと一緒。
なんやったらMONAラジオ番組制作部に入りたい(笑)
一番陥ってはいけないのがマンネリ。それが一番の敵。
こんなもんでいいかなって終わらせてしまうと、こんなもんで終わっちゃうパターン。
何か面白いことできないかな?っていうのは考えたいよね。
でも俺が思うには、みんな慣れてきているし、トークという部分が上手になっているからそういう風に考えちゃう。なんかもっと出来るやん?さらに面白いことが出来る!って。
次の壁として越えて行ける場所があるからそこはチャレンジしていって欲しい。
メインパーソナリティの子達がまじで?って頭悩ますようなことを(笑)
ーそれが制作部の役割ですね(笑)
ーぶっちゃけ、その編集の時間ってどれくらいかかっているんですか?
そうだね、1回分でいうと、編集に1番時間がかかっているのはボイス編集。
ずっと(収録)回しているから、まずそこから向き合うわけ。
うーん…今日もよう喋ってるな~って(笑)
ー(笑)
そこからちょっとずつやけども切っていく。
もうほんとに地味な作業やねんけどそれが大体2時間くらい。
ーひえ~!!
ーえ?そこでまず2時間!?
声だけ切っていくので、およそ2時間くらい。
切ってその後は、もう短くなったから、もう後は、もうこれで(編集の機械で)やってる。
タタタターってそれで1時間。正味3時間くらいかな。
そら、みんなの声も覚えるでしょう(笑)
ー1番(みんなの声を)聴いてくださってるんですもんね。
だからなおさら、みんなの反応が嬉しい。
俺もそれこそ、Twitterのハッシュタグ#weareMONA ちゃんと見てる。
ー嬉しいです!
制作部のみんながOAが無くても何かやってくれてるっていうのが嬉しいなって思うね。あと、本当にラジオのこと好きなんや!っていう、これが一番かも!これがびっくりで、一番嬉しかったこと!ラジオってなかなか若い子って聞いてくれなくて。
そりゃそうよね。だってさ昔は自分の部屋にTVもない、もちろん携帯もなくて、ラジオが一台あって受験勉強の時とかに聞いてた世代。もう今はTwitterとか時間を潰せることがたくさんあるし、なんやったらTVも見いひんわっていう子たちのなかで、ラジオという最古のメディアをこんなに楽しんでくれてる。しかもTwitterでリアルタイムに、新しいラジオの楽しみ方を自らできるところがすごい面白い子たちやな!っていうのがある。
”今日のハッシュタグ”ってどんどん楽しくさせていく、どんどん色んな人を取り込んでいけるように工夫をしている。煽ってるわけやもんね!明日聞いてよ!っていう。
地道なんだけど、しかも夜も遅いんだけど、それでもやってるのが、俺も嬉しくなる。
1人でも多くの人に聞いてもらいたいって思いになる。それこそ、鳩時計(効果音)で何人笑ってくれてるんやろ、じゃないけどさ(笑)
ほんで、やっぱり土曜日の深夜って最高やん!
FMOH!で言えば、桑田佳祐、ほんで、ケンドーコバヤシ、その後に「we are MONA」やで!
めちゃくちゃちゃう?(笑)
ーやばい流れですよね(笑)
土曜日の夕方は福山雅治もやってるし、
その並びでMONAが出てくるっていう面白さもあるよね(笑)
ーその場所をいただいているからこそ、もっともっと、喜んでいただけるものを作りたいなって思いは私達もずっとずっと持っています。
いやだから俺たちの一つ前の、ケンドーコバヤシの番組はFM OH!でも、も~屈指の人気番組なの!
だから続きでな、聞いてもらえてるはずやねん。
だから、もう「we are MONA」の冒頭で、「ケンコバのリスナーのみんな!ラジオ切らないで!」って言わしたろうかなって(笑)
ー(笑)
リアルタイムとかで参加していないサイレントリスナーて呼ばれる人達っていうのは確実にいるので、MONAのみんなだけで盛り上がっている訳でなくて、もうFM OH!のリスナーも確実に聴いてて、それはradikoとかの数字も確実に出てるから。
ー確かに。サイレントリスナーさんもいらっしゃるんですよね。
そうそう。本当に聞くだけ。きっとそれでMONAって何?って調べている人もいるかもしれへんし。
ー確かに。意外なところで繋がっているかもしれないですよね!
そうね!
ー色んな番組で、単発で1回だけの番組を担当されることもありますか?
あるある!もちろんあるよ。
ーそういう1回限りの番組の時とかは、どんな風に(何を意識して)編集するんですか?
やっぱり、その番組が一番いいベストな状態に持って行かんとあかんから。
そうやね、まあ台本の段階でしっかりめに作って、こんな風なことを話してくださいね!
みたいなことはするかな。
ーフリートークの場合だと、どんな風に編集するんですか?
まぁその人がどんだけ話せる人なのかによるけど、だからこの番組「we are MONA」に関して言えば、ある程度の企画と、雰囲気は作ってくれているから、後はなんか俺がこうした方が面白いかなってちょこっと足したり、こういう風に曲フリしたら自然かな、とか最後の落とし込みのところだけはお手伝いさせてもらってるけど。
あとはもう、基本は任せてる。
ーありがたいです。
いや、こっちも、「あ!こういうことしたいんやな!」っていうのもわかるし。
ーやっぱり、汲み取りとかってすごくそれを意識されてるなって、相手が何をしたいかとか、そういうのって普段から意識していますか?
先ほどから(インタビュー内で)相手を想いやる言葉が出てきてると思うんですが。
信念として持っているのは、
同じ番組で関わらせてもらってる以上、DJを愛してあげるっていうか。
で、愛してもらうっていうか、そういう関係だとめちゃくちゃいい番組になるんじゃないかと思ってやってる。
そうなると、どんどん良い状態になってくるじゃん?かな。(笑)
ー池田さああああああああん!!!(泣)
なんかちょっと格好いい感じすぎたかな?(笑)
カメラとレコード意識しすぎ?(笑)
ーしっかり伝えさせていただきます!(笑)
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FM OH! we are MONA
夢に向かって走り続けるMONAモデルが、あなたの明日を応援します!
出演:伊藤利里子、野口一真、優木風見、中村萌、
岡森唯、金丸優美、藤井麻子
毎週土曜日 26:30 - 27:00
FM OH! (85.1MHz)「we are MONA」
公式Twitter(@wearemona_fmoh)
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※2020年4月1日より
FM OH! は FM大阪にステーションネームを変更しました。
〈取材・文=金丸優美・藤井麻子〉
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